自分に合ったコンタクトを選ぶには、さまざまな数値や指標を把握しておく必要があります。コンタクトを購入しようとした際に、たくさんの数値が必要であることを知ってびっくりしたことがある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、コンタクトのさまざまな数値の中でも、CYLやCY(シリンダー)について詳しく紹介します。
コンタクトのCYLとは?
CYLは「Cylinder(シリンダー)」の略で、乱視度数(円柱度数)のことです。CYと表記されることもあります。
CYL-0.75、-1.25、-1.75、-2.25あたりが主流であり、数字が0から離れるほど、乱視に対する矯正力が強いことを意味します。つまり、乱視がひどい人ほど数字が大きなものを選ぶ必要があります。
乱視用コンタクトは「AXIS・AX」も必要
AXISやAX(アクシス)とは、乱視軸(円柱軸)のことです。
乱視は角膜の歪みによってうまくピントが合わない症状ですが、この歪みを矯正する角度を表すのがAXISです。
AXISは0~180°の数値で表し、歪みと数字の関係は以下のようになります。
- 直乱視(角膜が横長に歪んでいる):AXIS180°
- 倒乱視(角膜が縦長に歪んでいる):AXIS90°
- 斜乱視(角膜が斜めに歪んでいる):歪みの向きに合ったAXIS(AXIS10°、AXIS120°などさまざまな数値がある)
CYL・AXISの確認方法・選び方は?
CYLやAXISを自分で確認することは困難です。そのため、自分の目に合った数値を眼科で調べてもらい、処方箋(装用指示書)通りのコンタクトを買いましょう。
なお、自分で乱視だと思っていても、弱い乱視であれば近視用コンタクトで矯正できてしまうことがあったり、逆に近視が多少あっても、度なしで乱視のみを矯正すれば良いケースがあったりするなど、乱視があるときのコンタクト選びは複雑です。そのため、必ず眼科で調べてもらう必要があります。
また、コンタクトそのもののCYLやAXISは、コンタクトの外箱などに記載されています。
メガネのCYLとは異なる
乱視用メガネを持っている場合でも、必ずしもメガネのCYLからコンタクトのCYLを導き出せるわけではありません。
メガネのCYLは0.25刻みで細かいため、コンタクトには存在しないことも多いです。そのため、コンタクトを始めるときは眼科を受診し、適切なCYLを調べる必要があります。
CYL・AXIS以外のコンタクトの数値
コンタクトにはCYLやAXIS以外にもサイズや度数に関するさまざまな指標・数値があります。代表的なものは以下の通りです。
ベースカーブまでは眼科で検査を受けることで調べることができ、処方箋(装用指示書)に数値が書かれているので、その通りにコンタクトを購入しましょう。

コンタクトレンズを安全にご使用いただくために
- 眼科医より処方、指示を受け、それをお守りください。
- 製品に添付されている使用者向け添付文書を必ず読み、熟知ください。
- 装用時間、装用サイクルをお守りください。
- 取扱方法等を守り正しくご使用ください。
- 定期検査を少なくとも年に1回以上お受けください。
- 眼科医の処方、指示に基づき購入するよう努めてください。
- 少しでも異常を感じたら直ちに装用を中止し、眼科医の検査をお受けください。
- 破損等の不具合があるレンズは絶対に使用しないこと