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コンタクトレンズの2weekタイプとは?1dayとの違い・選び方をわかりやすく解説

01 Aug, 2026 23823

「コンタクトレンズを使い始めたいけれど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない」「1dayと2week、どちらが自分に合っているのか迷っている」という方も多いのではないでしょうか。

コンタクトレンズには1day・2week・1monthなどさまざまな種類がありますが、なかでも2weekタイプは毎日装用する方にとってランニングコストを抑えやすい選択肢のひとつとして広く使われています。

一方で、毎日のケアが必要なため、自分のライフスタイルに合うかどうかの見極めが大切です。

この記事では、コンタクトレンズの種類の違いを整理しながら、2weekタイプの特徴・1dayとのコスト比較・自分に合うタイプの選び方を解説しますので、どのコンタクトレンズにすべきか迷っている方はぜひ最後までご覧ください。

※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。

コンタクトレンズの種類と2weekの位置づけ

コソフトコンタクトレンズは、使用期間によって「1day」「2week」「1month」の3タイプにわかれています。

この中で2weekタイプは、毎日装用する方にとってコストとケア負担のバランスが取りやすい選択肢のひとつです。1dayと比べてランニングコストを抑えやすい一方で、毎日のケアが必要となるため、自分のライフスタイルに合うかどうかの見極めが重要です。

それぞれの特徴を整理すると、以下のとおりです。

※価格は製品やメーカー・販売店、度数・特殊レンズの有無により異なります。あくまで目安としてご参照ください。

なお、コンタクトレンズはいずれのタイプも高度管理医療機器に分類されるため、使い始める前に眼科で検査・処方を受けることが大切です[1]。

コンタクトレンズの2weekタイプとは?

2weekタイプのコンタクトレンズは、開封してから2週間(14日)のあいだ繰り返し装用できるソフトコンタクトレンズです。朝に装着して夜に外すサイクルを毎日繰り返し、2週間後に新しいレンズへ交換するのが基本の使い方となります。

注意したいのは、使用期間が「装用した日数」ではなく「開封からの日数」でカウントされる点です。使わない日があっても14日が経過したら廃棄する必要があります。

開封日をパッケージにメモしたりスマートフォンのリマインダーに廃棄日を設定したりと、交換タイミングを管理する工夫が必要です。

また、1dayタイプと比べてコストを抑えやすい一方で、毎日の洗浄・消毒によるケアが必要です。正しいケアを続けることで2週間清潔な状態を保ちながら使用できる仕組みになっています。販売形態は1箱6枚入りが一般的で、毎日装用した場合は両目で約3ヶ月分が目安となります。

2weekタイプはコストと使いやすさのバランスが取りやすく、毎日コンタクトを使う方を中心に広く用いられているタイプの一つです。

コンタクト2weekタイプ・1dayタイプのコスト・衛生面の比較

ソフトコンタクトの2weekタイプと1dayタイプは、どちらも広く使われていますが、「コスト」と「衛生面」には大きな違いがあります。

「毎日使うのか」「ケアを負担なく続けられるか」「衛生面をどこまで重視したいか」といったライフスタイルによって、向いているタイプは変わります。それぞれの違いを理解したうえで、自分に合うタイプを選ぶことが大切です。

コスト面での違い

コンタクトレンズを選ぶうえで、多くの方が気になるのがコストです。とくに、毎日装用する場合は、1ヶ月単位だけでなく年間でどれくらい費用がかかるのかを把握しておくことが重要です。

1dayは毎日新しいレンズを使用するため衛生的ですが、その分レンズ消費量が多くなります。一方、2weekは1枚のレンズを2週間使用できるため、毎日使用する場合はレンズ代を抑えやすい特徴があります。

ただし、2weekは別途ケア用品代が必要になるため、レンズ代だけでなくトータルコストで比較することが大切です。
毎日装用した場合のおおよその年間費用目安は、以下のとおりです。

※価格は製品やメーカー・販売店により異なります。あくまで目安としてご参照ください。

毎日装用する方にとっては、ケア用品代を含めても2weekの方が年間数万円単位でコストを抑えやすい計算になります。一方で週に1〜2回しか使わない方は、開封日からカウントされる2weekだと使いきれない分が無駄になるため、1dayの方が結果的にお得になるケースもあります。

衛生面での違い

2weekタイプは、毎日のケアを前提に設計されたコンタクトレンズです。

こすり洗いや保存液での消毒を正しく行うことで、2週間清潔に使用できる仕組みになっています。そのため、毎日きちんとケアを続けられるかが、2weekを快適に使ううえで重要なポイントです。適切に管理できれば、衛生面を保ちながらコストを抑えやすい点は、2weekタイプの大きな特徴といえるでしょう。

一方で、洗浄不足や保存液の交換忘れ、レンズケースの汚れなどがあると、汚れや細菌が蓄積し、目のトラブルにつながる可能性があります[1]。とくに、レンズケース自体も雑菌が繁殖しやすいため、保存液の交換やケースの定期交換など、ケア用品を含めた清潔管理が大切です。

一方、1dayタイプは毎日新品のレンズを使用し、使用後はそのまま廃棄するため、レンズ汚れや雑菌の蓄積を気にしにくい特徴があります。洗浄・消毒や保存ケースの管理も不要なため、ケア不足によるトラブルが起こりにくい点はメリットといえるでしょう。

毎日のケアを習慣化できる方やコストとのバランスを重視したい方には2week、衛生面の安心感や管理の手軽さを優先したい方には1dayが向いています。 

コンタクトレンズの2weekタイプの素材と選び方

2weekタイプのコンタクトレンズは、製品によって素材や装用感が異なります。

毎日使うコンタクトレンズだからこそ、「価格」だけで選ぶのではなく、目の乾きやすさや装用時間、ライフスタイルに合っているかを踏まえて選ぶことが大切です。

とくに2weekタイプは、1dayと異なり同じレンズを2週間使用するため、装用中の快適さや目への負担の少なさが使い心地に大きく影響します。
自分の目の状態や使用シーンに合った素材・タイプを選ぶことで、より快適に使いやすくなるでしょう。

素材別の選び方

2weekタイプのコンタクトレンズには、主に「シリコーンハイドロゲル」と「HEMA(ヒドロキシエチルメタクリレート)」を含む従来型のハイドロゲルの2種類の素材があります。

長時間装用する方やドライアイが気になる方はシリコーンハイドロゲル素材、コストを抑えたい方や短時間の使用が中心の方はHEMA素材が選択肢になります。ただし装用感には個人差があるため、眼科で相談しながら選ぶことが大切です。

ライフスタイル別の選び方

コンタクトレンズは、単純に「人気だから」で選ぶのではなく、使用頻度やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

毎日長時間使うのか、必要な日だけ使うのかによって、使いやすいタイプやコストバランスは変わります。また、毎日のケアを負担なく続けられるかどうかも、快適に使用するための重要なポイントです。

それぞれ向いている方の特徴は、以下を目安にするとよいでしょう。

2weekが向いている方

  • 週4回以上コンタクトを使う
  • コストをできるだけ抑えたい
  • 毎日のケアを習慣化できる

1dayが向いている方

  • 週1〜3回程度の使用
  • ケアの手間を省きたい・初心者
  • 旅行やスポーツなど特定シーンのみ使用

1monthが向いている方

  • 毎日装用でレンズの交換頻度を減らしたい
  • ケアに十分な時間をかけられる

コンタクトレンズを毎日使用する場合はコストが高くなりやすいため、使用頻度によっては2weekタイプや1monthタイプの方が向いているケースもあります。

判断に迷う場合は、自分の使用頻度や生活スタイル、目の乾燥のしやすさなどを眼科医に伝えたうえで相談すると、自分に合うタイプを選びやすくなるでしょう。

コンタクトレンズ2weekタイプの基本的なケア

2weekタイプを安全に使い続けるには、毎日のケアが欠かせません。基本的な流れは以下のとおりです[1]

  • 手洗い:石鹸で丁寧に手を洗い、清潔なタオルで水気を拭き取る
  • こすり洗い:手のひらにレンズを乗せ、洗浄液を数滴垂らして表裏を軽くこすり洗いする
  • すすぎ:洗浄液で表裏を丁寧にすすぐ
  • 保存:レンズケースに洗浄液を満たしてレンズを入れ、蓋を閉めて保存する
  • ケースの管理:使用後はケース内の液を捨て、洗って自然乾燥させる。レンズケース自体も定期的に新しいものに交換する(3か月ごとが目安)

洗浄液は「MPS(こすり洗い式)」と「過酸化水素タイプ(つけ置き式)」が主な選択肢です。

初心者には1本で洗浄・消毒・保存が完結するMPSタイプが取り入れやすく、消毒力を重視する方には過酸化水素タイプが向いているといえます。ただし過酸化水素タイプは中和の工程が必要で、中和を怠ると目に強い刺激を生じる可能性があるため、必ず説明書の手順通りに使用してください

コンタクトを購入するときは医療機関の受診を!

コンタクトにはさまざまな度数やサイズがあります。自分の目に合っていないと、見にくさの原因になったり、不快な症状が生じたり、目の病気につながったりすることがあります。そのため、コンタクトの購入前に医療機関を受診し、処方箋をもらうことが大事です。

ミテミィコンタクトは、医療機関の「CLINIC FOR」と提携をしています。各種検査や、オンラインでの処方箋(装用指示書)の発行を行っているため、コンタクト購入時は受診をご検討ください。

コンタクトの2weekタイプに関するよくある質問

2weekコンタクトについて、細かな疑問が出てくる方も多いのではないでしょうか。

実際に使い始める前に、よくある質問への回答を整理しておくことで安心感が高まります。ここでは、2weekコンタクトに関するよくある4つの質問に回答していきます。

Q:2weekコンタクトは2週間以上使ってもいい?

2週間を超えての使用は避ける必要があります。

開封から2週間が経過したレンズは、性能が低下するだけでなく汚れや雑菌の蓄積で目のトラブル(角膜障害や感染症など)につながる可能性があるためです[1]。
目の健康を守るためにも、開封から2週間で必ず交換しましょう。

Q:使わない日もケアは必要?

2weekコンタクトは、使用しない期間があっても適切な保存・管理が必要です。

保存方法や洗浄液の交換頻度は製品によって異なるため、使用しているコンタクトレンズやケア用品の説明書に従って管理しましょう。長期間使わないことがわかっている場合は、1dayタイプとの併用も検討してみてください。

Q:2weekコンタクトを装着したまま寝てもいい?

終日装用タイプの2weekコンタクトは、装着したまま寝ることは避ける必要があります。

睡眠中は瞬きが止まり、まぶたが閉じるため目への酸素供給が不足し、角膜浮腫・角膜内皮障害・微生物性角膜炎などの角膜障害につながる可能性があります[2]。
短時間の仮眠でも基本的に外すようにしてください。

Q:2weekコンタクトの値段相場は?

2weekコンタクトの値段相場は、1ヶ月分(両目2枚)で約1,500〜3,500円程度です。

ケア用品代(年間6,000〜12,000円程度)を含めても、毎日装用する場合は1dayより費用を抑えやすい傾向があります。

シリコーンハイドロゲル素材などのハイスペック製品は価格がやや高めの設定となるため、自分の予算に合うレンズを選んでいきましょう。
※価格は製品やメーカー・販売店により異なります。あくまで目安としてご参照ください。

まとめ

コンタクトの2weekタイプは、開封から2週間使用できる定期交換タイプのソフトコンタクトレンズです。毎日コンタクトを使用する方にとっては、1dayタイプよりコストを抑えやすい選択肢のひとつといえるでしょう。

一方で、快適かつ安全に使い続けるためには、毎日の洗浄・消毒などのレンズケアが欠かせません。ケアを怠ると、レンズ汚れや雑菌の繁殖によって目のトラブルにつながる可能性があるため、正しい管理を習慣化することが大切です。

洗浄液には、MPS(こすり洗い式)や過酸化水素(つけ置き式)があり、それぞれ特徴が異なります。また、ケアの基本は「手洗い→こすり洗い→すすぎ→保存→ケース管理」の流れを毎日丁寧に行うことです。

さらに、コンタクトレンズ選びでは、使用頻度やライフスタイルに合わせてタイプを選ぶことも重要です。毎日装用する方には2weekタイプ、週数回のみの使用や旅行・スポーツ時だけ使いたい方には1dayタイプが向いている場合があります。

自分に合う2weekコンタクトを安心して使用するためにも、必ず眼科で検査を受け、医師と相談しながら適切なレンズや洗浄液を選ぶようにしましょう。

参考文献
[1] 一般社団法人 日本コンタクトレンズ協会 安全対策委員会「視力補正用及び非視力補正用コンタクトレンズの添付文書及び表示に関する自主基準(改定第10版)」(2016年6月9日施行) https://www.gankaikai.or.jp/contact-lens/20160829_CL10.pdf
[2]公益財団法人 日本眼科学会「コンタクトレンズ診療ガイドライン」 https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/resources/member/guideline/contact_lens2.pdf

コンタクトレンズを安全にご使用いただくために

  1. 眼科医より処方、指示を受け、それをお守りください。
  2. 製品に添付されている使用者向け添付文書を必ず読み、熟知ください。
  3. 装用時間、装用サイクルをお守りください。
  4. 取扱方法等を守り正しくご使用ください。
  5. 定期検査を少なくとも年に1回以上お受けください。
  6. 眼科医の処方、指示に基づき購入するよう努めてください。
  7. 少しでも異常を感じたら直ちに装用を中止し、眼科医の検査をお受けください。
  8. 破損等の不具合があるレンズは絶対に使用しないこと

監修:阿川 毅

2002年 東京医科大学卒業
2002年 東京医科大学眼科入局
2010年 蕨市立病院眼科医長
2011年 立川綜合病院眼科医長
2013年 西東京中央総合病院眼科医長
2018年 戸田中央総合病院眼科部長

専門分野:網膜硝子体疾患

資格 (専門医等):日本眼科学会眼科専門医
所属学会:日本眼科学会 日本網膜硝子体学会

参照リンク:
https://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/ganka/staff/1495.html
https://www.chuobyoin.or.jp/doctor/
%E9%98%BF%E5%B7%9D-%E6%AF%85/