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カラコンの着色直径とは?サイズによる違いや選び方をわかりやすく解説!

30 May, 2024 832

コンタクト選びには度数やサイズなどのさまざまな数値が必要となりますが、カラコンにおいて重要な指標の一つに「着色直径」があります。

今回は、着色直径の詳細や、おすすめのサイズ、選び方のポイントなどについて詳しく解説します。

着色直径とは

着色直径は、カラコンの色がついている部分の直径のことです。0.1mm刻みで、12.5~14.6mmが主流。大きいほど色が目立つので盛れます。

コンタクトの種類によって着色直径は決まっていることがほとんどなので、カラコン選びの指標にしてみてください。ただし、着色直径の数値の記載がないカラコンもあります。

なお、レンズそのものの直径はDIAで表示されることが一般的です。この大きさで目の印象が変わることはありません。

着色直径はどれくらいがよい?

どんな雰囲気にしたいかで、適切な着色直径は異なります。着色直径が小さいほどナチュラルで、大きいほど目立つので、自分のほしいイメージを明確にしてから選びましょう。

着色直径と、与える印象の目安は以下の通りです。

  • ~13.1mm:黒目の大きさとほぼ変わらず、ナチュラルかつバレにくい(黒目の大きさを変えるのではなく、色で印象を変えたいときにおすすめ)
  • 13.2~13.5mm:黒目より少し大きいので、ナチュラルに盛れる
  • 13.6~13.8mm:黒目よりも一回り大きくなり、やや存在感あり
  • ・13.9mm以上:派手に盛れる

目の大きさを基準に考える

上記の目安はあくまで一般論です。目の大きさによっても印象が異なるため、不自然にならないためには、自分の目の大きさを基準に考えるのも一つの方法です。

目が大きい人は白目がよく見えるため、着色直径もやや大きめ(13.2mm以上)が適しています。一方、目が小さい人は白目があまり見えないため、着色直径が大きすぎると瞳ばかりが目立ってしまいます。そのため、着色直径はやや小さめ(13mm以下程度)がおすすめです。

なお、目が大きい人も小さい人も瞳の大きさはほとんど変わりません。日本人の黒目の大きさの平均は11~12.5mmくらいと言われています。

黄金比を基準に考えるのもおすすめ!

黄金比から適切な着色直径を導き出す方法もあります。

目が一番美しく見える黄金比は、白目:黒目:白目=1:2:1と言われています。つまり、目の横幅の半分の数値が最適な着色直径と言えます。

日本人の白目と黒目の平均的な比率は1:1.5:1と言われているため、着色直径が黒目より一回り大きいものを選んで、1:2:1に近づけるときれいに見えるでしょう。

目の大きさの測り方

⁡自分に合った着色直径を調べるためには、自分の目の大きさを正確に知ることが大切。定規を目にぴったりとあてて、スマホなどで写真を撮ると、目の大きさを確認できます。

⁡目の正面にカメラを設置して、まっすぐに撮影するのがポイントです。

着色直径が大きすぎるとどうなる?

着色直径が大きければ大きいほど盛れる!と思うかもしれませんが、着直直径が大きすぎるデメリットもあるので、理解した上で選びましょう。

白目と黒目のバランスがおかしくなる

黒目(色がついている部分)が大きければ大きいほどかわいく見えるとは限りません。黒目があまりにも大きいとバランスがおかしく見え、違和感を持たれることがあります。

顔の印象が大きく変わる

黒目部分が大きければ大きいほど、裸眼のときと印象が大きく変わります。そのため、他の人から違和感を持たれたり、裸眼で人前に出づらくなったりすることもあります。

白目が透けて不自然に見える

黒目部分よりあまりにも着色直径が大きい物を選ぶと、一部の着色部分は白目の上にかぶさることになります。そうすると、実際の黒目部分と白目部分の色がかなり違って見え、不自然になってしまいます。カラコンをつけている感が強くなるので、バレたくない方にとっては致命的です。

カラコン選びのポイント

カラコンは、着色直径以外にも、色、ふちの有無、デザイン(グラデーション、ドット)など、さまざまなポイントから選ぶ必要があります。

なりたい印象に合わせて色を選びましょう。ナチュラルに見せたいときは、自分の黒目の色に近いものを選ぶのがおすすめ。できれば髪色に合わせるとより自然に見えます。

フチ

カラコンのデザインでは、フチもとても大事。フチあり、なし、ぼかしがあるので上手に選びましょう。

  • フチあり:色のついている部分の外側がくっきりと丸く縁どられているもの。黒目をはっきりと印象的にし、ふちなしよりも盛れる。
  • フチなし:黒目に馴染んで自然な仕上がりになる。
  • ぼかし:フチの外側がぼけているもの。同じ着色直径でも、ぼかしがないものよりあるもののほうが大きく派手に見える。ぼかしがあると自然な仕上がりになる。

デザイン

デザインについても知っておく必要があります。カラコンには色がべた塗りのものもありますが、自然なのはグラデーションやドットデザインのもの。グラデーションは、色付き部分がグラデーションになっているもの。ドットはドット状に色が付けられているものです。

着色内径も気にするべき?

着色内径とは、カラコン中心部分の、色がついていない部分の直径のことです。小さいほど瞳の色を大きく変えることができます。

しかし、日本では着色内径は6mm以上と決まっています。海外のものはその限りではありませんが、着色内径が狭すぎると視界が悪くなることがあるため、瞳の色を大きく変えたい場合は、着色内径が6mmに近いものを選ぶのがおすすめです。

コンタクトを購入するときは医療機関の受診を!

コンタクトにはさまざまな度数やサイズがあります。自分の目に合っていないと、見にくさの原因になったり、不快な症状が生じたり、目の病気につながったりすることがあります。そのため、コンタクトの購入前に医療機関を受診し、処方箋をもらうことが大事です。

ミテミィコンタクトは、医療機関の「CLINIC FOR」と提携をしています。各種検査や、オンラインでの処方箋(装用指示書)の発行を行っているため、コンタクト購入時は受診をご検討ください。

コンタクトレンズを安全にご使用いただくために

  1. 眼科医より処方、指示を受け、それをお守りください。
  2. 製品に添付されている使用者向け添付文書を必ず読み、熟知ください。
  3. 装用時間、装用サイクルをお守りください。
  4. 取扱方法等を守り正しくご使用ください。
  5. 定期検査を少なくとも年に1回以上お受けください。
  6. 眼科医の処方、指示に基づき購入するよう努めてください。
  7. 少しでも異常を感じたら直ちに装用を中止し、眼科医の検査をお受けください。
  8. 破損等の不具合があるレンズは絶対に使用しないこと

監修:阿川 毅

2002年 東京医科大学卒業
2002年 東京医科大学眼科入局
2010年 蕨市立病院眼科医長
2011年 立川綜合病院眼科医長
2013年 西東京中央総合病院眼科医長
2018年 戸田中央総合病院眼科部長

専門分野:網膜硝子体疾患

資格 (専門医等):日本眼科学会眼科専門医
所属学会:日本眼科学会 日本網膜硝子体学会

参照リンク:
https://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/ganka/staff/1495.html
https://www.chuobyoin.or.jp/doctor/
%E9%98%BF%E5%B7%9D-%E6%AF%85/